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SuperGT第5戦@スポーツランド菅生 [motorsports]

ひと足早く夏休みの帰省も兼ねて仙台行き。

菅生はトヨタ勢と相性が良いサーキットだし、ウェイトが軽くなってきた38号車にも優勝のチャンスは十分にあるので、非常に楽しみな観戦。
金曜日。
張り切って公式練習から見学。
霧雨が降ったり止んだりする不安定な天候のなか、各チームウェットコンディションでのテストを念入りに行っている様子。
まあ、具体的に何を試してるのかは外から見てても全く分かりませんが(笑)。

馬の背、3コーナー、SPスタンド、最終コーナーなどで写真を撮りつつ車を眺める。
個人的な野望も果たし、満足して帰宅。


予選日。
8時前にサーキットに到着すると、すでに駐車場にはたくさんの車が。
相変わらずSGTは出足が早い。

1回目の予選はSPスタンドで観戦。
朝はウェットだったが、サポートレースの予選の間に路面が乾き、ほぼドライの状態。
38号車は立川選手がアタックを担当。順当に5番手のタイムを出し、スーパーラップ進出。
もちろんポールポジションも射程圏内。

25号車は最初は「雨担当」石浦選手が乗っていたはずだが、ドライになったからか土屋選手がいつものようにアタックをしていた。
その土屋選手が2番手のタイムでスーパーラップ進出!
SC430最高の順位でご満悦と見え、午後のADVANトークショーでも二人のトークは舌好調。

その後予選結果にごたごたがあって、38号車のスーパーラップ進出はなくなり、決勝最後尾スタートが確定。
25号車は土屋選手の渾身のアタックで4番手スタートをものにした。


決勝日。
38号車の優勝は絶望的なので、非常にテンションが低い(笑)。
3日続けて霧雨のどんよりとした天気にもうんざり。
もう一つの希望の光である25号車の初表彰台に望みをつなぎ、なんとかサーキットへ到着。

午前中のフリー走行でトヨタ勢のタイムが良かったのでちょっと持ち直す(^-^;。
殺人的な人混みのピットウォークでも、なんとか個人的な野望を果たし、またちょっと持ち直す(^-^;。

菅生恒例の濃霧の影響で決勝開始時刻がやや遅れたが、ドライコンディションでスタート進行が開始された。

今回のスタートドライバーは立川選手。
最後尾の16番手からのスタートだが、前半のうちにできるだけ前の車を抜いておこうという強気の作戦である。

ローリングスタートで決勝スタート。
スタート直後に2コーナーで22号車がスピン。38号車は15位!
2周目、3号車と12号車を抜いて13位!
4周目、ストレートで24を抜いて12位!

立川選手、勝負スイッチ入ってる!!!

11周目、32号車を抜いて10位!ポイント圏内に突入!!
さらに6号車がペナルティでピットインしたり、23号車のペースが上がらなかったりして9位に浮上。

17周目には17号車がペナルティでピットインして8位。
19周目に100号車を抜いて7位!
31周目にはペースが落ちた36号車を抜いて6位!たった30周で10台抜きの快挙!!!
さらに33周目には39号車を抜いて5位。

35周目に入ると各チームピット作業とドライバー交替が始まる。
立川選手は37周でピットイン。
一人で11台抜いて、1回目の予選結果と同じ順位の暫定5位キープでライアン選手に交替。

最後尾からのキレキレの走りは、トヨタのエースドライバーのプライド。
本来ならばポールトゥウィンを狙うはずだった菅生ラウンド。
昨日の理不尽な裁定に対するチームセルモの無言の抗議ということだろう。

ほぼ同じタイミングで25号車もピットイン。
スタートドライバーの土屋選手は3位まで順位を上げて、石浦選手にバトンタッチ。
先にドライバー交替を済ませた35号車に前に出られてしまい、暫定4位でコースに復帰。
十分表彰台圏内だが、当然一つでも上の順位を目指して攻めの走りを見せてくれるはず!

50周を消化する頃にはほとんどのチームがピット作業を終えて、レースも落ち着いてきた。
応援している25号車が4位、38号車が5位と、どちらにも表彰台に上って欲しいというのが正直な気持ち。

63周目には1号車が最終コーナーでスピンをしてしまい激しいクラッシュ。
これで順位が一つ繰り上がり、25号車は3位、38号車は4位に。
上位4台の間隔はそれぞれかなりあるので、このまま順位キープでフィニッシュかな・・・?
土屋・石浦コンビの初表彰台に期待して、表彰台の前に移動。

なんてしているうちに、いつのまにか25号車と38号車の差が詰まっていた!
タイヤが厳しそうな石浦選手が、必死にライアン選手の猛攻を抑えて走っている。
うーん、どっちが勝っても心中複雑(笑)。
お願いだから接触だけは避けてください・・・と祈りつつ、勝負の行く末を見守ることに。

勝負が付いたのは残り5周を切った77周目!
石浦選手が一瞬アウトにはらんだ隙ををついて、ついにライアン選手がオーバーテイク!!
あっというまに25号車を引き離してしまった。

うーん、勝負あり。
今回の38号車はひとかたならぬ気持ちで臨んでいるし、気迫勝ちというところか。

82周目。
38号車が3位でチェッカー!!!!
正直予想もしなかった13台のごぼう抜きで3位表彰台を獲得。
どうだ、見たか!これがセルモの底力だ!!

38号車は優勝するつもりで菅生に来たであろうから、本当は3位という順位には満足できないところだが、今回の走りはベストパフォーマンスだったので、ドライバーとチームスタッフの表情も晴れやか。

続いて25号車が4位でチェッカー。
表彰台を目前で逃した石浦選手は相当悔しいだろう。
私も悔しい(^-^;。
でも、ここ2戦でマシンのパフォーマンスと信頼性が向上しているのは確か。
石浦選手は土屋選手のもとでたくさん経験を積んで、もっともっと強くて速いドライバーになるだろうから、これからが楽しみだ。


という感じで、天国→地獄→天国という気性の激しいレースウィーク。
立川選手のオーバーテイクショーはポールトゥウィンよりも興奮。
記憶に残るレースがまた一つ増えました(^-^)。

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コメント 2

モグタン

ついさっきテレ東でやってたから見ちゃったー。
あ、いでっちのゆーじ君だ(違)と思ったら
あっというまにオーバーテイクの繰り返し!で
すごかったね~(^-^)
by モグタン (2008-08-03 18:33) 

idetch

私も激G見ましたよ~。
ダイジェストでオーバーテイクシーンだけを一気に見ると、ほんとバシバシ抜いてる感じでかっこよさ倍増(笑)。
何度見ても、興奮しますね。
by idetch (2008-08-03 21:42) 

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