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清水エスパルスvs鹿島アントラーズ@日本平 [soccer]

日本平が「アウトソーシングスタジアム日本平」になってから始めてのホーム観戦。

3連休初日の下り渋滞を避けて早朝に東京を出発し、午前中は三保グラウンドでサテライトの練習を見学。
その後三保の鐘庵で桜エビかき揚げ蕎麦などをいただいたあと、ドリプラでお買い物。
スタジアムDJ鈴木克馬さんのトークショーで気分を盛り上げたあとは、いざスタジアムへ!


相手はリーグ首位独走中の"内弁慶"鹿島アントラーズ。
リーグ戦後半に突入して最初の試合、なんとか相手の鼻をへし折って相手の勝敗表に黒星を付けたい。
2万人のサポーターの声援に迎えられた清水の選手たちの背中からも気迫が感じられる。

序盤は気迫が空回りしてしまったのか、若干アントラーズペース。
しかし、攻撃陣がボールを奪えば、先制点を狙いに果敢にゴール前に攻め上がる。
守備陣もマルキーニョスの動きをほぼ完璧に封じ、両サイドにもほとんど仕事をさせず。

徐々に清水の流れになってきたなと思った瞬間、目の前で信じられない光景が。
最終ラインでボールを預かった岩下の足元が一瞬乱れると、その隙にボールを野沢に奪われてしまった!!
あっというまにGKと一対一の状況を作られ、先制点を許してしまう。

「うわーやっちまったよ・・・」という2万人のため息。

まあでも1点取られるのは織り込み済み。今の清水なら2点取り返す力はあるはず。
前向いて攻めていくぞ~!!と反撃開始。
ゴール前での競り合いにも負けず、シュートを打っていくが、なかなかゴールを奪うことができない。

まもなく前半終了という時間帯に、またもや信じられない光景が。
岩下のバックパスをマルキーニョスに簡単に奪われて、2失点目。

・・・・・・岩下さん・・・・・・どうしちゃったんですか・・・・・・?

さすがに静まりかえるゴール裏。
前半0-2で折り返してしまったら、後半はアントラーズペースでうまく時間を使われてしまうに決まってる。
厳しい展開になってしまった・・・。
と失点を悔やむ間もなく、ピッチ上では試合再開。

すると、本田拓也からのスルーパスをサイドでヨンセンが受けてゴール前にクロス。
それを岡ちゃんがダイビングヘッドでゴールに押し込んだ!!!!!

価値あるゴールに目が覚めたように沸き上がる清水サポ!
前半終了間際のこの1点は本当に大きい。なにより救われたのは岩下だろう。

選手もサポーターも勝ち点3奪取に向けて気合いを入れ直して後半キックオフ。
左サイドの太田宏介から持ち前のクロスがバンバン上がり、ゴール前での攻防に息を呑む展開。

そして後半8分には市川のクロスをヨンセンがヘッドで押し込んで同点!!!!!!
岩下のミスもこれで帳消し。ほっと一安心。

両チーム追加点を狙って積極的に選手交代を進め、相手の守備陣を崩そうと画策。
岡ちゃんもヨンセンも一樹も狙うはゴールだけ。

そして、この試合、一人縦横無尽にボールを追いかけていたのはエダ。
同期の岩下のミスに思うところがあったのか、ついぞ見たことのない運動量で攻守の要となっていた。

清水の選手がこれだけがんばって攻撃してるんだ。
もしかしたら鹿島に勝てるんじゃないだろうか・・・いや、この試合、絶対勝つしかない!
応援にも一段と気合いが入る。

しかし、さすがに残り10分ともなると、清水、鹿島ともに選手の顔には疲労の色が見え、足が止まってきた。
それでもジュンゴのセットプレーや岡ちゃんの裏を狙ったカウンター攻撃に沸き立つスタジアム。

何度も惜しいシュートがあったものの、あと1点を奪うことができない。
わずかにゴールから逸れていくシュートに、悔しさで顔をゆがめる岡ちゃん。
無情にもロスタイム3分を消化し、試合終了のホイッスル。

後半は圧倒的に清水が攻めていながら、鹿島から勝ち点3を奪うことができなかった。

少なくとも引き分けに持ち込んだおかげで、前半のミスも(もちろん悔やまれるミスではあるが)ご愛敬。
岩下もサポーターの前で頭を下げることができたし、サポーターも岩下コールで励ますことができた。

あのミスがなくても、鹿島をノーゴールに抑えることは難しかっただろうし、清水の選手が後半のような精神力で攻撃を続けていられたかどうかは分からない。

王者にうち勝つために何が足りないのか。
シーズン後半、鹿島と優勝争いをするために必要なものを、選手たちには早く見つけてもらいたい。
残りの試合は勝ち続けていくしかないのだから。



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