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世界フィギュア2010男子シングル [tsubuyaki]

2006年の冬季オリンピックからはや4年、トリノにフィギュアスケートが帰ってきました。

そのまえにバンクーバーはどうした、という気もするけど、もう語り尽くされてるので簡単に。
4年前のブログ

4年後は織田くんと2人で(いや3人でも良いんだけど)オリンピックに出て欲しいと思います。そして今度こそ満足のいく演技で世界中のファンを魅了してもらいたい!


なんて書いてたんだけど、本当にそのとおりになってくれて良かった。
ちゃんと3人の出場枠も確保して3人とも入賞してくれたし!!
#まあ靴ひも事件とかあったけどね。

ってことで、世界選手権男子シングルのまとめです♪


高橋大輔選手
シーズンベスト更新で金メダル獲得の快挙を成し遂げました!!
SP,FPとも文句なしのトップ。

SPの「eye」もFPの「道」も、高橋選手にしか滑れないプログラム。
オリンピックとはまた違う雰囲気の演技に魅了されました。

バンクーバーで銅メダルとっちゃって、モチベーションが心配だったのだけど、まさかの「4回転フリップにチャレンジ」という新たな目標をうち立てて心身共にコンディションを戻してくるところはさすがです。
本当に感服しました。

4回転フリップは残念ながら回転不足の両足着氷になってしまいましたが、4回転を跳べてこそのプログラムという信念を貫いてくれたのは嬉しかったです。

今シーズン序盤の4回転はおろかステップやスピンの途中でつまづいちゃうような状態を思い出すと、それからわずか数ヶ月で本当に世界の頂点に立つために、どれだけの努力をしてきたのか、そして「チーム高橋」のスタッフたちがどれほどのサポートをしてきたのか、想像するだけで涙が出てきます。

来シーズンはもっともっと魅力的なプログラムで、しかも2種類の4回転を完璧に決める高橋選手の姿を見ることが出来るのでしょう。本当に楽しみです。


織田信成選手
それにひきかえ、靴ひもと一緒に集中力もきれっぱなしになってしまった織田選手が心配です。
まさかSPで得意のジャンプを3つとも失敗してしまうとは!
まるで3回転の跳び方を忘れてしまったかのような演技でした。

モロゾフコーチとも目を合わさず、呆然とした顔でリンクから去った織田選手。
怪我や病気かと心配したのですが、どうやらそうではなかったらしい(気持ちの問題?)。
こんな形で今シーズンを終えてしまうなんて、今でも信じられません。

FPのチャップリンメドレーは彼の代表作となるだろう名プログラムだったのに、幻の作品のまま終わってしまうのでしょうか。
もしかしたら気持ちを取り戻すまで時間がかかるかもしれませんが、来シーズンも織田選手の姿をリンクで見られることを切に願います。


小塚崇彦選手
小塚選手はSPを今シーズンベストの演技で決めてFPに挑みましたが、メダル圏内のプレッシャーがミスを誘発してしまったようです。
バンクーバーではじめて着氷に成功した4回転も決められず、トリプルアクセルも2回失敗してしまいました。

結果、10位に沈んでしまいましたが、毎年毎年、毎戦毎戦、着実に成長している小塚選手。
来シーズンもいぶし銀のプログラムで、さらにセクシーな滑りを魅せてくれるに違いありません。


以下個人的に気になる選手の雑感。

ブライアン・ジュベール選手
4回転の申し子、ジュベール選手が復活!!
バンクーバーでは目を疑うようなミスの連続で下位に沈んだ雪辱を果たしてくれました。
ジャンプが決まったときの「ライズ」は本当にノリノリで楽しい。
彼が笑顔で滑っていたのを見られただけでも幸せです。
これからも4回転ジャンパーの代表として素敵な演技を見せてほしいです。


ケビン・ヴァンデルペレン選手
SPで4-3のコンビネーションを決め、FPではなんと4-3-3のコンビネーションで19点も稼いだヴァンデルペレン選手。
今シーズンで世界選手権出場は最後になるということで、オリンピックからプログラムを変更してきたそうです。
きっと4-3-3を決めるためのプログラムだったのでしょう。
高さと勢いのあるジャンプは見事でした。
ダイジェストでも良いから、この4-3-3のジャンプは世界中の人たちに見てもらいたいです。


アダム・リッポン選手
端正な顔立ちとふわふわの髪の毛が印象的な選手。
しなやかな演技は見てるだけでうっとりしてしまう。
キム・ヨナ選手と同じブライアン・オーサーコーチに指導をうけているせいか、ジャンプの前後の振りつけや手の動きなどがキム・ヨナ選手と似てきたのが気になります。
まだまだ伸びしろのある選手なので、表現力だけでなく技術も磨いてくれればいいなぁと、来シーズンへの期待と不安が入り交じっています。


デニス・テン選手 2009年の世界選手権でいきなり8位入賞を成し遂げて世界をおどろかせたデニス・テン選手。
バンクーバーにも出場し、さらに世界ジュニアにも出場したせいか、かなりお疲れの様子。
SPでは「Sing,Sing,Sing」の軽快なリズムに乗せて演技をこなし9位にはいりましたが、SPでは残念ながら13位に沈んでしまいました。

とはいえまだ16歳。
バランス良く筋力をつけていけばジャンプの質も上がっていくでしょうから、この先どれだけ成長してくれるのか楽しみです。


日本男子は来年の世界選手権も3枠獲得したとのこと。
無良選手、羽生選手、村上選手、中村選手など、期待の若手の台頭により、ますます混戦になりそうです。

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