SUPER GT 第6戦 富士250km(2011年9月11日) [motorsports]
春富士以来のGT観戦。
久しぶりの車中泊だったので、裾野の温泉に入ったり、魚啓で海の幸を堪能したり、足柄でおいしいうどんをいただいたり、東名の大渋滞を避けて下道で帰ったりと、富士のGTを満喫しました。
もちろん今回はレースも満喫!
なんてったってZENT CERUMO SC430が優勝ですから!!!
二日たっても久しぶりの優勝の余韻が冷めやらないまま生活していたわけですが、ふとある衝撃の事実に気が付いてしまい、愕然としたのでした・・・。
ってことで前置きしたところで、レース観戦のレポートです。
土曜日にサーキットに到着し、ヘアピンで久々の立川選手の走りを心待ちにしながら公式練習走行を待っていたら、マシンに乗りこんでいたのは相方の平手選手。
あれ?
きっと前半スティント担当だから先に走ってるのかな?なんて思いながら見ていたら、そのまま2時間近い走行時間のほとんどを平手選手が走行。
おまけに、立川選手がほとんど走らなかったショックのせいか脳内アンテナの感度が鈍っていたため、レクサスブースでのトークショーを見逃す大失態・・・。
聞けば、今回は平手選手が予選アタックとスーパーラップを担当するというではないですか?!
立川選手のポール記録更新も期待してたんだけどなぁ・・・。と思うとちょっとがっかり。
立川選手は予選1回目の序盤に軽くトップタイムで基準タイムをクリアして平手選手に交替。
もちろん平手選手はきっちりとタイムを出してスーパーラップ進出。
スーパーラップも素晴らしい走り。
惜しくも39号車の石浦選手にタイムを更新され2番手になってしまいましたが、今回はマシンにもタイヤにもそれほど差がなさそうなので、決勝は良い勝負ができそう。
応援しているCERUMOとSARDの優勝争い。どっちにも勝ってほしいというのは欲張りな話なわけで。
迎えた決勝日。
朝のフリー走行は突然の雨。
でもサーキットサファリの終了と同時に止んでしまった。
ブリヂストン的にはドライの方が勝負権がありそうなので、止んで良かった。
14時スタートの決勝。
38号車のスタートドライバーは平手選手。そしてポールポジション39号車のドライバーは石浦選手。
この際どっちもミスなくアクシデントにも巻き込まれずに次のドライバーにバトンを渡してほしいと祈るのみ。
2台のマシンは付かず離れずの展開のまま、かつ他のマシンをじわじわと引き離し23周を走行。
最初に動いたのは38号車。
無駄のないピットワークで立川選手にドライバー交替。
すると39号車も翌周にピットイン。
38号車よりも3秒も速いタイムで井口選手に交替してコースに復帰!
するとここから立川選手の熟練の走りが光ります。
20周近く、300クラスをうまくかわしながら程よい距離感で井口選手を追走。
そして残り10周になり、相手のタイヤが厳しくなってきたと見るやもうプッシュ!!
そういやこの二人、去年はフォーミュラニッポンでの師弟関係ではないか。
井口選手の背中には無言のプレッシャーがのしかかったか?!
ラスト3周というところで勝負に出た立川選手は、見事なオーバーテイクでトップに浮上!!!
あとはもう後ろを振り返ることなくチェッカーをめざすのみ。
あと2周・・・あと1周・・・メインストレートのチェッカーフラッグに向かって、ピットで待ち受けるチームの仲間のところに向かって走る立川選手。
そして感動のトップチェッカー!!!
新しいコンビで、2年間苦しみ続けてきた長いトンネルをようやく脱出しました。
立川選手はレクサス勢のエースの肩書きを背負いながら、勝てないもどかしさをずっと抱えていました。
平手選手も、セルモで結果が出ないいっぽう古巣のサードが今季大躍進をしていたのをどれだけ悔しく思っていたかわかりません。
そんな二人が今回富士を戦うにあたり、平手選手をアタッカーとして起用することでこの流れを打開できたのはすばらしいことだと思います。
平手選手には、富士マイスターのあとを受け継ぐプレッシャーもあったのでしょう。
ピットレーンにマシンを停めて抱き合った二人のドライバーの背中から、歓びがあふれ出していました。
さて、私は、立川選手がフォーミュラニッポンに本格的に参戦した1998年から、同い年の実力派若手イケメンドライバーとしてずっと応援してきたわけですが、それからもう10年以上が経っているのですよね。
立川選手のルックスもドライビングテクニックも全く衰えを見せないどころかますます磨きがかかっていたため、フォーミュラニッポンとGTで100戦乗ったりとか、フォーミュラニッポンの監督に就任したとか言われても、私の中ではまだまだ「実力派若手イケメンドライバー」のままだったのですよ。
で、平手選手のこともフォーミュラトヨタの頃から見ていて、16歳なのにこんなすごいドライバーが出てきたのか?!とすごく驚いたわけです。
それが2002年だからもう10年近く見てるわけで、平手選手も私の中ではちょっと若手くらいのイメージだったのです。
でもプロフィールを確認したら、立川選手と平手選手って11歳も離れてるんですよ。
どっちもイケメンだから気が付かなかったけど!!!
11歳差って、立川選手と竹内選手の歳の差と一緒じゃないか~~~!!! あああああああ!!!
ここんとこ立川選手が実況で「大ベテラン」って連呼されることに違和感があったんだけど、そりゃもう立川選手も立派なベテランだわ。
だって初めて竹内選手見たとき、私、「大ベテラン」って思ってたもん!
竹内選手だって立川選手にアタック譲って、手取り足取りアドバイスして、ここまで立派に育ててくれたんだもんね。
11歳差の事実に気づいたときは本当に衝撃的でひっくり返りそうになったんだけど、もう立川選手も本当にそういう年代になっちゃったんだなぁ・・・と思ったら、なんとなくもやもやしていたアタックドライバーの交代も、すっと腑に落ちたんです。
世代交代の流れは止められないし、ファンとしては寂しいことでもあるけどね。
まあ、竹内選手もその後何年も乗ってたわけだし、チャンピオンも獲ってるし、立川選手にはGT200戦記録もかかっているので、まだまだレクサス勢のエースとして走ってもらいますよ!!
そのうち竹内、立川、平手の3人でS耐とか走ってくれないかなぁ・・・(笑)。
久しぶりの車中泊だったので、裾野の温泉に入ったり、魚啓で海の幸を堪能したり、足柄でおいしいうどんをいただいたり、東名の大渋滞を避けて下道で帰ったりと、富士のGTを満喫しました。
もちろん今回はレースも満喫!
なんてったってZENT CERUMO SC430が優勝ですから!!!
二日たっても久しぶりの優勝の余韻が冷めやらないまま生活していたわけですが、ふとある衝撃の事実に気が付いてしまい、愕然としたのでした・・・。
ってことで前置きしたところで、レース観戦のレポートです。
土曜日にサーキットに到着し、ヘアピンで久々の立川選手の走りを心待ちにしながら公式練習走行を待っていたら、マシンに乗りこんでいたのは相方の平手選手。
あれ?
きっと前半スティント担当だから先に走ってるのかな?なんて思いながら見ていたら、そのまま2時間近い走行時間のほとんどを平手選手が走行。
おまけに、立川選手がほとんど走らなかったショックのせいか脳内アンテナの感度が鈍っていたため、レクサスブースでのトークショーを見逃す大失態・・・。
聞けば、今回は平手選手が予選アタックとスーパーラップを担当するというではないですか?!
立川選手のポール記録更新も期待してたんだけどなぁ・・・。と思うとちょっとがっかり。
立川選手は予選1回目の序盤に軽くトップタイムで基準タイムをクリアして平手選手に交替。
もちろん平手選手はきっちりとタイムを出してスーパーラップ進出。
スーパーラップも素晴らしい走り。
惜しくも39号車の石浦選手にタイムを更新され2番手になってしまいましたが、今回はマシンにもタイヤにもそれほど差がなさそうなので、決勝は良い勝負ができそう。
応援しているCERUMOとSARDの優勝争い。どっちにも勝ってほしいというのは欲張りな話なわけで。
迎えた決勝日。
朝のフリー走行は突然の雨。
でもサーキットサファリの終了と同時に止んでしまった。
ブリヂストン的にはドライの方が勝負権がありそうなので、止んで良かった。
14時スタートの決勝。
38号車のスタートドライバーは平手選手。そしてポールポジション39号車のドライバーは石浦選手。
この際どっちもミスなくアクシデントにも巻き込まれずに次のドライバーにバトンを渡してほしいと祈るのみ。
2台のマシンは付かず離れずの展開のまま、かつ他のマシンをじわじわと引き離し23周を走行。
最初に動いたのは38号車。
無駄のないピットワークで立川選手にドライバー交替。
すると39号車も翌周にピットイン。
38号車よりも3秒も速いタイムで井口選手に交替してコースに復帰!
するとここから立川選手の熟練の走りが光ります。
20周近く、300クラスをうまくかわしながら程よい距離感で井口選手を追走。
そして残り10周になり、相手のタイヤが厳しくなってきたと見るやもうプッシュ!!
そういやこの二人、去年はフォーミュラニッポンでの師弟関係ではないか。
井口選手の背中には無言のプレッシャーがのしかかったか?!
ラスト3周というところで勝負に出た立川選手は、見事なオーバーテイクでトップに浮上!!!
あとはもう後ろを振り返ることなくチェッカーをめざすのみ。
あと2周・・・あと1周・・・メインストレートのチェッカーフラッグに向かって、ピットで待ち受けるチームの仲間のところに向かって走る立川選手。
そして感動のトップチェッカー!!!
新しいコンビで、2年間苦しみ続けてきた長いトンネルをようやく脱出しました。
立川選手はレクサス勢のエースの肩書きを背負いながら、勝てないもどかしさをずっと抱えていました。
平手選手も、セルモで結果が出ないいっぽう古巣のサードが今季大躍進をしていたのをどれだけ悔しく思っていたかわかりません。
そんな二人が今回富士を戦うにあたり、平手選手をアタッカーとして起用することでこの流れを打開できたのはすばらしいことだと思います。
平手選手には、富士マイスターのあとを受け継ぐプレッシャーもあったのでしょう。
ピットレーンにマシンを停めて抱き合った二人のドライバーの背中から、歓びがあふれ出していました。
さて、私は、立川選手がフォーミュラニッポンに本格的に参戦した1998年から、同い年の実力派若手イケメンドライバーとしてずっと応援してきたわけですが、それからもう10年以上が経っているのですよね。
立川選手のルックスもドライビングテクニックも全く衰えを見せないどころかますます磨きがかかっていたため、フォーミュラニッポンとGTで100戦乗ったりとか、フォーミュラニッポンの監督に就任したとか言われても、私の中ではまだまだ「実力派若手イケメンドライバー」のままだったのですよ。
で、平手選手のこともフォーミュラトヨタの頃から見ていて、16歳なのにこんなすごいドライバーが出てきたのか?!とすごく驚いたわけです。
それが2002年だからもう10年近く見てるわけで、平手選手も私の中ではちょっと若手くらいのイメージだったのです。
でもプロフィールを確認したら、立川選手と平手選手って11歳も離れてるんですよ。
どっちもイケメンだから気が付かなかったけど!!!
11歳差って、立川選手と竹内選手の歳の差と一緒じゃないか~~~!!! あああああああ!!!
ここんとこ立川選手が実況で「大ベテラン」って連呼されることに違和感があったんだけど、そりゃもう立川選手も立派なベテランだわ。
だって初めて竹内選手見たとき、私、「大ベテラン」って思ってたもん!
竹内選手だって立川選手にアタック譲って、手取り足取りアドバイスして、ここまで立派に育ててくれたんだもんね。
11歳差の事実に気づいたときは本当に衝撃的でひっくり返りそうになったんだけど、もう立川選手も本当にそういう年代になっちゃったんだなぁ・・・と思ったら、なんとなくもやもやしていたアタックドライバーの交代も、すっと腑に落ちたんです。
世代交代の流れは止められないし、ファンとしては寂しいことでもあるけどね。
まあ、竹内選手もその後何年も乗ってたわけだし、チャンピオンも獲ってるし、立川選手にはGT200戦記録もかかっているので、まだまだレクサス勢のエースとして走ってもらいますよ!!
そのうち竹内、立川、平手の3人でS耐とか走ってくれないかなぁ・・・(笑)。
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