ナビスコカップ FC東京vs清水エスパルス＠駒沢公園

ナビスコカップの予選リーグも最終戦。
駒沢公園での試合を見に行くのは初めて。

オリンピック公園というだけあって、過去にはさまざまな名勝負が繰り広げられたという話も聞いている。
どんなスタジアムなのかちょっと楽しみ。


我らがエスパルスは前節の神戸戦を勝利で飾り、FC東京戦を待たずに決勝トーナメント出場を決めているため、横国に続いてまたもや消化試合。
もちろん今回引き分け以上で1位通過が決まるので、勝つに越したことはないのですが。

一方FC東京は今回勝たないと自力での決勝トーナメント進出は無くなる(？)とあって、なんとしても勝ちたい試合。

結局、この温度差が試合にもあらわれてしまいました・・・。
開始6分に、縦パス1本からカボレが飛び出して技ありのループシュートで先制。
守備陣がマークの相手を確認している時間帯に痛恨の失点！

清水は慣れない芝に滑る選手が続出した上に、中盤でボールが落ち着かない。
一樹とエダの2トップは、0トップ2シャドーのようになってしまい、前線でボールがキープできない。

後半に入って、テルを下げて長沢くんを投入したことにより、西沢仕込みのポストプレーが活きて清水の攻撃にも幅が出てきた。
イイ流れになってきたぞ！と期待した矢先に、石川ナオに2点目を決められてガッカリ(--;;。

そこでケンタが動いた。
太田宏介と大前元紀をピッチに送り出した！！
大前くん、入るなり走る走る！！
清水期待の星の大前くんが動き回るたびに、清水サポーターは大盛り上がり。
大前くんは、ピッチの空気を変える力を持ってる選手だなーと実感。

よし！ここから反撃するぞ！

と思ったら、青山のファウルでPK。しかも青ちゃん退場・・・。
西部がせっかくPKを止めたと思ったら、なぜかPKやり直し。
はぁ？なんだそりゃ。
2回目のPKを決められて0-3。

西村主審と副審の不明瞭なジャッジは、ウズベキスタン戦のシリア人審判や横国のマレーシア人審判のよう。
選手もサポーターもイライラが募る一方。

でもまだ試合は15分も残っている。
大前くんや太田宏介の運動量のおかげで清水のパスも繋がるようになってきた。
3分あれば2点取れるわけだし、1点でも追いついて引き分け以上にしたいところ。

そしてついにそのときは訪れた。

83分。
兵働君のCKのこぼれ玉をイチが逆サイドからセンタリング。
するするっとニアに飛び込む大前くん！
岡ちゃんにも負けないダイビングヘッドで、価値あるプロ初ゴール！！！

1点返して流れが変わった直後。
一樹がペナルティエリアで倒されてPKゲット。
ここでもう1点入れたら本当に試合は分からなくなるぞ！と期待しながらPKを見守る。
が、一樹の蹴り出した球は、GK権田くんに阻まれゴールならず・・・。残念。

結局荒れた試合はそのまま1-3でFC東京の勝利。
FC東京の予選リーグ1位通過が決まり、清水は2位通過ということに。


試合は負けちゃったけど、FC東京も清水も若手の台頭が目立ってきて嬉しい限り。
ナビスコはやっぱり若手ががんばってくれないとね！
今日はもう、大前くんの初ゴールを現地で見られただけで満足です(笑)。

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