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徹マガライブ!vol.1 映画『クラシコ』上映会 [soccer]

9月23日に、「徹マガライブ!vol.1 映画『クラシコ』上映会」に行って来ました。
宇都宮徹壱さんのメールマガジン『徹マガ』の企画です。

『クラシコ』は2009年の北信越リーグを追いかけたドキュメンタリー映画。
将来のJリーグ入りをめざし、死の地域リーグを勝ち抜くために闘う選手、フロント、サポーターの姿を丁寧に追いかけた作品である。

長野市を拠点とするAC長野パルセイロと松本市を拠点とする松本山雅FCは、もともと地域的にも歴史的にも因縁が深く、両市の住民たちも強烈なライバル意識をもっているのだという。

松本山雅FCといえば2009年の天皇杯で浦和レッズを相手にジャイアントキリングを起こして一躍話題になったチームだが、もともと松本山雅FCのホームスタジアム「アルウィン」は、2002年のワールドカップの時にパラグアイ代表のキャンプ地として利用するために建設され、その立派な器を有効活用するために、Jリーグ入りを目指すチームとして再出発したのだという。
本来の地域リーグのレベルでは、ゴール裏のサポーターの数が3人とか5人なんて当たり前なのだが、松本山雅は地域リーグとしてはあり得ないサポーターの数を誇っている。

いっぽうの長野パルセイロは長野エルザSCが母体となっている。
監督はヴァウディエール "バドゥ" ビエイラ氏。
フランスワールドカップ予選の「ジョホールバルの歓喜」の対戦相手イランの監督としても有名である。
また、コーチには清商出身で元フリューゲルスの薩川了洋氏(2010年は監督に就任)なども在籍していて、打倒山雅でJFL入りを目指している。

2009年シーズンの結果は映画の公開を待っていただくか(2011年春に都内で公開予定とのこと)ネットで調べていただくとして(笑)。
試合結果に一喜一憂しながらも、サッカーを愛し、チームを愛するサポーターの一言一言が胸に突き刺さってくる映画だった。

私はJリーグ開幕の時に、全国に誕生した10チームの中からエスパルスを選び、かれこれ17年もサポーターをやってきたわけだが、親会社の倒産やチーム消滅の危機などを経験したとはいえ、幸いJ2降格もせずにたまーに優勝したり(笑)ときどき良い夢を見させてもらったりと、サポーターとしては本当に恵まれているのだと実感した。

清水市とは縁もゆかりもない土地で細々とサポーターを続けている身としては、地元チームの誕生に立ち会い、下位カテゴリーからひとつひとつ階段を登って成長していくチームの姿を見守ることが出来るのは、ちょっとうらやましかったりもした。

いずれ今回映画に登場したチームとも同じリーグで対戦することになるのだと思うが、そのときにまたこの映画を見てみたい。(もちろん来年一般公開されたら見に行きますよ!)

10年後、50年後に、21世紀の初めの地域リーグの記録として振り返りたい映画でもあるし、サッカー先進国のヨーロッパや南米の人たちにも見てもらいたい映画でもある。

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